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E233系一般形直流電車


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概説

 JR東日本の一般形直流電車で、2000(平成12)年から首都圏に投入されていたE231系を進化、発展させた車両として、中央快速線系統を皮切りに投入が開始された。
 E231系の技術を踏襲した軽量ステンレス製車体片側4扉車(後に登場したグリーン車を除く)で、乗客ニーズを反映して「故障に強い車両(輸送障害の低減)」、「人に優しい車両(高齢者、女性、身障者などへの配慮)」、「情報案内や車両性能を向上した車両」、「車体強度の向上」をコンセプトとして開発がすすめられた。
 上記コンセプトに基づく主な特徴として、主要機器の二重系化により1つが故障しても通常走行可能であること、ユニバーサルデザイン、バリアフリー化(優先席の荷棚、吊手高さの各50mm低下、優先席エリアの明確化、ドア部の点字表記、床面高さ低下)、女性専用車の設定(荷棚、吊手高さを各50mm低下)、空気清浄機の設置や腰掛幅の拡大による快適な空調・腰掛、液晶画面による運行情報・ニュース等の表示 、フルカラー行先表示器など情報案内の充実、高加減速による到達時分短縮、ステンレス拡幅車体の採用による混雑緩和などが挙げられる。複数機器でのバックアップにより信頼性を向上させるため、M車比率が上がり、10両編成時にはE231系の4M6Tから6M4Tとなった。
 製造メーカーは東急車輛製造(後の総合車両製作所横浜事業所)、川崎重工業、JR東日本新津車両製作所(後の総合車両製作所新津事業所)が担当している。
 まず2006(平成18)年から0番代が製造され、201系を置き換えるため中央快速線系統に投入された。
 続いて2007(平成19)年には209系の置換のため京浜東北線・根岸線用の1000番代が登場した。
 2008(平成20)年には東海道線用として近郊タイプの3000番代が登場して後に高崎線、東北線などにも運用区間を拡大、続いて2009(平成21)年に常磐緩行線用の203系および207系900番代置換用として2000番代が登場した。
 2010(平成22)年には京葉線の201系、205系などの置換用として5000番代、2013(平成25)年には埼京線の205系置換用として7000番代、2014(平成26)年には横浜線の205系置換用として6000番代、南武線の205系、209系置換用として8000番代が登場している。
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